2016年10月のアフィリエイト報酬
先月9月も落ち込んで100万円切ってしまったのですが今月もさらに落ち込んで、先月と比べて約10万円下がって80万円台にまでになってしまいました。

このアフィカスがっ!
売り上げは落ち込みましたが、
心とリーゼントは落ち込んでいません。
これは原因がわかっていて、起こるべくして起こっていることだからです。
報酬が10万円下がったその理由とは
下がってしまった理由はアクセスの取れていたサイトがいくつかぶっ飛んでしまったからです。
サイトがぶっ飛んだということはGoogleやYahooの検索窓から検索されないようになってしまったということです。サイトへの道が断たれてしまうということです。
今まで流行っていてお客さんが毎日たくさん来ていてくれたお店の前が、一晩のうちに道路が陥没して断崖絶壁になり、お店にたどり着くことができないような某駅前コンビニと同じ状態です。
商売あがったりです。
某駅前コンビニの場合は不可抗力ですし、コンビニに問題があった訳ではありませんが、私のアフィサイトへの道が断たれたのは理由がありますし、私のサイトに問題があったからでしょう。
なぜサイトへの道が断たれるのか
日々ネット上の道を敷いているのはGoogleです。この道を広く通りやすくしたり、案内板をつけてくれるのもGoogleです。YahooもGoogleの検索技術を採用しているので同じ道を通ってお客さんはやってくるのです。
Googleは検索エンジンとして検索する人に対して満足できる回答を出せる事が仕事です。
調べた結果が求めていた情報ではなかったり、役にたたない情報ばかりが検索結果として表示しているとGoogleを検索エンジンとして使う人が減ってしまい、Googleは世間からの評価を落としてしまうことになります。
検索された情報が良いか悪いかは検索した人の行動を見れば、その人にとって有益な情報だったのか、そうではなかったのかはGoogleが判断できます。なので、サイトへの道を拡張させるのか縮小させるのかはGoogleが判断します。Googleはこの判断をロボット(アルゴリズム)にやらせています。そのロボットに働きかけるのがSEO対策ということです。
前回書いたキーワードの選択、被リンクサイトの作成などがSEO対策の一例です。
ここを調べ上げ徹底的にやるのがアフィリエイターの仕事と言えるでしょう。成功すれば道は拡張され、お客さんがどんどんやってきますが、失敗するとロボットからミサイル発射で道を陥没させられます。
10万円持って行った正体とは
じゃあ、10万円の売り上げをミサイルで打ち砕いたのはロボットじゃないか?となりますが、そのロボット(アルゴリズム)中に混じって放たれているのが、ペンギンとパンダです。名前はGoogleが公式に発表している名前なのでネットスラングでもなんでもありません。
ペンギンとパンダ。共通点は何だと思いますか?
答えはカラーリングです。白と黒のツートンです。
これが意味するものは「ペンギンとパンダで白黒ハッキリつけさせるぜ!」というものだそうです。
でも、パンダはもともとGoogleのエンジニアの名前らしいです。
谷界隈のアフィリエイターさんたちも含めて、特にペンギンについてはアフィリエイターにとっては恐れられる存在となっています。最近では鬼とまで呼ばれる存在になっています。
基本的に自分のサイトが他の人のサイトからリンクされると、Googleからは良い評価が得られます。
「じゃあ自分で内容がペラペラなサイトでいいから量産しまくって、リンクをつないでいけば検索順位が上がって、大量アクセス間違いなし!」っていう考えをぶっ壊すのがペンギン(Penguin)とパンダ(Panda)です。
内容の薄い自作自演の意図的な被リンクや特定の人物同士での過剰なリンクを組んでいないかを監視して検索順位を決定しているのが主にペンギンの仕事です。外部SEOの監視役ですね。
記事の内容が極端に少なかったり、どこからかのコピーペーストだったり、自動生成されたような記事だったり、隠しテキストや隠しリンク、などなど要するに内容の薄いサイトや一昔前のスパムサイトへの道を断つ役目をしているのが主にパンダの仕事です。内部SEOの監視役ですね。
外部リンクSEOで育てていた私のサイトはペンギンの判断によって検索順位がおもいっきり下げられたということです。
リアルタイムで行進更新するペンギン
現在、アフィリエイターの主な手法はペンギンの目が届かないところで外部SEOをいかに利用するかです。このペンギン、これまでは定期的な更新をして、アルゴリズムの精度を上げてきていました。
なので、ある時期になるとアフィリエイターさんたちはザワつき、危機管理を行ってきました。
しかし、今年からペンギンをリアルタイムに更新することをGoogleが発表しました。
これはどういうことかというと、ペンギンが思い付きでやってきて道を陥没させて帰るということです。
ある日突然道が断たれるということは、ある日突然収入が断たれるということです。
1ヶ月の報酬が1000万円ぶっ飛んだ話も聞きました。
ペンギンがいるから勝算がある
しかし、ペンギンはアフィリエイターにとって奪うだけの存在かというと、そうではありません。ネット検索順位において一発逆転の要素を与えているのもペンギンの存在があるからと言えるでしょう。
それまで歯が立たないような上位ランクサイトが突然消えてしまうようなことだってあり得るのですから、そこに集まっていたアクセスが自分のところにも流れ込み、取って代わって上位検索されるチャンスが生まれるということなのです。
こういったペンギンの動きや他サイトのランキングを見ながらまた稼げそうな案件やキーワードを探し当てて新しいサイトを作っていくのがアフィリエイターの仕事が面白いところでしょう。
来月には月収100万どころか倍増する可能性だってありえる!
長々と書きましたが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。